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SK-70 ボリュームの秘密


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INDEX

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外観

ボリュームカーブ特性

ボリューム回路

シミュレーション結果

考察

外観


左が通常のボリューム(A20K)、右がSK-70のボリュームです。
ラウドネス回路がありますのでCT(センタータップ)端子があります。


ボリュームカーブ特性

さてこれらの抵抗値を調べてみるとおもしろいことが分かりました。

  
SK-70のボリュームカーブ

  
通常のボリューム(A20K)のボリュームカーブ

比較対象である通常のボリュームがひどすぎますね。Aカーブとはいえない位です。
ともあれ、SK-70のボリュームはCT付近まではAカーブでそれ以降はBカーブのような
特性を示していることが解ります。


ボリューム回路


SK-70のラウドネス回路

典型的な回路構成です。この回路にて音量変化のシミュレーションを行いました。


シミュレーション結果


SK-70のボリュームシミュレーション


通常のボリューム(A20K)のボリュームシミュレーション

通常のボリュームではf特がずれていますが、これはCT付近の抵抗値が異なるために
起きていると考えられます。回路定数を見直す必要があります。


考察

注目点は2kHz付近(ラウドネスが効いてない周波数)でのレベル差です。
中点(V(150dig))でのレベル差が約6dBあります。

仮に、中点(V(150dig))で出力電力が0.1Wの信号を再生しているとします。

SK-70のボリュームでは約-16dB、通常のボリュームは-22dBですので、
ボリューム最大で音声を歪み無く再生するにはSK-70のボリュームでは約4W、
通常のボリュームでは約15Wの出力が必要となります。

ここでユーザーの視点で考えてみますと、SK-70のボリュームは、中点付近まで定格の4倍の
アンプを操作している感覚になり、それ以上に設定した場合は徐々に増幅度を下げてゆき、
5Wのアンプで無理なく再生できるようになっている、と言うことになります。

とてもよく考えられています。このボリュームは、SK-70がその定格出力以上にパワフルな印象
ユーザーに与えます。さらに中点以下では音量がAカーブに準じて変化するため
ボリューム操作に対しての音量変化も自然で調整しやすいものとなっています。